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初出:2008年7月13日 23:17

更新:2008年7月14日 09:23

◎ 初代iPhoneとの比較
モノの印象としては、iPhone 3Gのほうが圧倒的に持ちやすい。裏面がプラスチックに変更されているんだけど、良い感じで手にピタっと吸い付くので、そんなに力強く持たなくてもOK。これは携帯電話より手に馴染む感じがする。

あと、ディスプレイは初代に比べると色温度が低い。初代iPhoneは白が青っぽいけど、iPhone 3Gは黄色っぽい。こう書くと劣化していると誤解されそうだけど、目に鋭くなりがちな青色よりも反射原稿に近い黄色のほうが、目にも優しいんです。僕はMacのディスプレイも5500Kくらいまで落としてます。

◎ Wi-Fiストレスから解放された!
まず最初に。iPhoneの日本発売を心待ちにし、ようやく手にしたわけだけど、これはお世辞や大袈裟な言い回しを抜きにして、期待以上でした。1年前にiPhoneを並行輸入してiPod touch的に使ってきたわけだけど、Wi-Fiでしかネットワークできないのは、もうホントにストレスでした。方や、auの携帯電話はどこでもネットに繋がるのはいいんだけど、何をするにも携帯サイト。使い勝手はとにかく最悪。そんなわけで、どこでも繋がるiPod touchがほしいというのは、誰もが思うわけです。

◎ iPhoneがあると、こんな生活になります
実際に手にして3日目ですが、どこでもSafariが使えて、メールが読めて、Google MapsでGPS使いながら検索できるのは、やはり凄すぎる。こう書くと「そんなの携帯でもできるじゃないか」ってスペック論に転びがちですが、iPhoneの場合は「Web」「メール」「地図」という機能のひとつひとつに、スペックには現れない使い良さがある。それを実際に知ってしまうとiPhoneありきの思考になってしまい、そうなるともうiPhone無しではいられなくなります。

たとえば、iPhoneビデオガイドにあるようなことを、日常生活で普通にできるわけです。昨日はオムライスが無性に食べたくなり、三茶に行きました。キャロットタワーの前でMapsを出して、GPSで位置補足すると、かなり正確にポイントが表示されます。そこで「オムライス」と検索すると、4件ほど候補が出てくる。一軒はいつもよくいくオムライス屋さんでしたが、あとは知らないところ。で、その内の一軒に食べに行って満足…ということを、ごくごく普通にできてしまう。便利すぎる。

◎ 白いイヤフォンして手ぶら喋り=iPhoneで電話…を広めよう
初日は設定やら、使い方を調べたりやらで一日終始。その中でも電話は早速試しました。手に持って、iPhoneを耳にあてての通話ももちろん普通にできるし、そんなに使いづらい感じもしないけど、マイク付きイヤフォンがやっぱり正しい。こっちのほうが全然自然だし、両手が使えるのはとにかく楽です。まあ、たしかに端から見ると気持ち悪い感じなんだろうけど、「白いイヤフォン=iPod」と定着したように、「白いイヤフォンして喋っている=iPhoneで電話」というコモンセンスが浸透してほしいと思いますね。

しかし、電話はこの上なく使いやすい。どうしてもiPhone=ネット端末と思いがちだけど、当初言っていた「電話の再定義」というコピーはウソじゃないです。電話をかける、という非常にシンプルな行為が、デバイスの造り次第で、まだまだ便利になるのかと驚くほど。電話をするまでの導線と、電話中に人は何をしたいのか、ということをキチンと考えた結果だな、とiPhoneを使っていると思います。日本の携帯電話は、そこの部分の思考が既に停止して久しいでしょう。

◎ フィールドテスト:表でガシガシ使ってみた
二日目は初のフィールドテストです。家のそばを散歩して、そのまま電車に乗って三茶まで。本屋に行って、スタバに行って…という何気ない行程でしたが、その間、iPodは再生しっぱなし。立ち読みしながら気になったことをSafariで調べたり、いろんな人とSMSしまくったり、前述したMaps&GPSを活用したり…と、ほぼ常にディスプレイがついた状態。

そんな使い方をしていると、本体はほんのり熱くなり、満充電から3.5時間でバッテリーが残り10%まで減りました。ここまでサルみたいに使わなかったとしても、2倍の7時間くらいがいいところなんじゃないでしょうか。明日以降は、外出先での電源確保は死活問題です。

◎ 自宅内での通話には、ヘッドセットを使う
ずーっと気になっていたソフトバンクの電波状況ですが、自宅は鉄筋コンクリートのせいか、ソフバンもauもあまり電波が良くない。そこで、iPhone用ドック(初代用を無理矢理使う)を窓際において、普段はそこを常設ポイントとする。

ただ、そうすると困るのが電話を受けるとき。結局窓際に立って喋らないといけないのは、au時代からかなり不満だっただけに、なんとか解決したい。そこで思い出したのが、Skype用に買って結局ほとんど使ってなかったBluetoothヘッドセット。これをiPhoneで使えるように設定しました。iPhoneが鳴ったら、ヘッドセットを耳に当ててボタンを押すと通話スタート。相手にどんな感じで聞こえているか定かではないですが、普通に会話できたから由としよう。

◎ 日本語入力は、テンキーでしばらく行きます
キーボードは、「あ」をフリップして「い」「う」「え」「お」を選ぶのは秀逸だと思いつつ、指が邪魔して文字が見えない! それなので「う、は上だ」という感じで、慣れるまでは、ある程度頭を回転させながら打たないといけないから、結構疲れる。でも、QWERTYキーボードの狭いキーをタップする気疲れよりはマシかもしれないし、入力速度もそんなに違わないから、慣れるまでしばらく使えってみよう。ダメならQWERTYに戻ればいいだけだし。

◎ SMSがかなり楽しい件
iPhone買った人同士、まずは挨拶代わりにSMS(ショートメール)をやるのが通例になりそうな予感。何が良いって、iChat感覚の吹き出しメッセージも楽しいし、やりとりした人が一覧で表示され、そこから電話をかけることもできるので、タダ友なiPhoneオーナーのみのリストを作れるのが便利。

◎ もっさりを通り越して、激重になることが多々発生
GPSが検知できなくなったり、極端に動作が重くなる場合がわりと頻繁に発生。そんなときは何も悩まずに、一度電源をオフって再起動する。ちなみにiPhone 1.0では、電源を切ったり強制終了が起こるとiPodの再生履歴はクリアされていたんだけど、2.0になってそれがないのが嬉しいです。どうにも許せなかっただけに好印象。

あと、キー入力が遅くて耐えられなくなることもしばしば。これも再起動で直るケースがあるけど、画面内の情報が混み合っている場合に多発するっぽい。あと、予測変換やらインクリメンタル検索やら、文字を入力する毎にプロセスが走るから、他のプロセスが動いていると怠慢になっていく感じ。なんか、初代のMac OS Xをイライラ感を思い出すものの、あの時と同じように、矢継ぎ早のアップデートで速度向上されていくだろうから、ここは気長に接しましょうか。

◎ スクリーンショットの撮り方
スクリーンショットは、ホームボタンを押しながらスリープボタンを 押すと、パシャっと撮れます。写真アプリに溜まります。


【追記】

◎7/15

留守電ですが、デフォルトでは20秒間呼び出した後に留守電へ転送されるようです。20秒は短いので、ここのページの説明を読みながら、30秒に設定し直しました。あとは30秒で終わる着信音をGarageBandで作れば完璧。The Arcade Fire「Wake Up」の「オ〜オ〜♪」はワンコーラス28秒でした。完璧っ。

Googleさんは、この記事をこんな風に解釈しました
Googleさんは、この記事をこんな風に解釈しました

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