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初出:2008年2月20日 20:35

更新:2012年6月16日 01:09

【追記】

●2/22 バッテリについて補足。アップルのサポート情報にある「コンピュータのバッテリーを調整して最高の状態にする」のとおりにやってみたところ、無線を使っていても4時間ちょい稼働するようになりました。気休めかもしれないけど、やってみると吉。

●5/20 その後も快調なんだけど、たまにディスプレイを開けたときのスリープ解除(要パスワード入力)で転ける場合あり。それ以上に困るのは、ログアウトやシステム終了をする際に、全部のアプリが終了してもDockだけが終了しないケースが多発。しゃーないからTerminalを開いてrebootコマンドをかけてます。

Macbook Air

1月16日の基調講演を見て、その日の夕方にオンラインストアでポチって、2月8日に到着。コンフィグは1.8GHz / 80GB HDD / USキーボードです。追加のアダプタと込みで27万円也。では、まず届いた直後の印象から。

  • 外箱がすごくコンパクト。外箱を見ただけで、MacBook Airが薄くて軽いマシンだって感じさせてくれるのが、アップルのパッケージング力の妙。箱の中のデザインも合理的で、無駄な段ボールとか一切無いからゴミも出ない。
  • 開けて本体を取り出したときの印象は「すげー薄い!」。数値としての薄さでは他のノートPCでも差がないものもあるけど、本体周辺部に穴や凹凸が一切無いアルミの板一枚という印象なので、やたらと薄く感じる。でも意外と重さは感じる。
  • ディスプレイを開ける。ノートは立ちながらチョロっと使うことも多いだけに、180度に近いところまで開かないのはちょっと残念。MacBook同様、ラッチがないのが良い。キーボード周辺が滑らかに窪んでいるところなんて、本当にデザインと設計加工の勝利。
  • キーボードは今までのアップル製ノートブックでは最高の部類だと思う。何が最高って、デスクトップ用の新型キーボードとまったく違和感ないところ。両方とも使っている時間が長いだけに、併用する際にずっと違和感があったんだけど、ようやくノートとデスクトップでキーボードが統一されたのが何とも嬉しい。あと、黒キーボードのバックライトは初めてなわけだけど、なんか夜景を見ているみたいでキレイ。MacBook Airの夜景みたいなキーボード
  • 起動して最初に安心したのが、1.8インチHDDが遅くないこと。もちろん数値的には遅いんだろうけど、動作が停滞してイライラしたり、余計な引っかかりが起こったりということは、まったく無し。
  • ツルテカなディスプレイも初めてで、買う前に抵抗があったけど、表面素材でうまく調整しているためか、実際はそんなにピカピカ映り込むことはないです。ノングレアフィルムを貼ろうと思っていたけど、これなら必要なし。視野角もそんなに狭くない(さすがに発色は変わるけど)。

...とここまでのところで、モノとしてはかなり素晴らしいと実感。次に、光学ドライブもない、FireWireもない中で、どうやってうちのMac環境に適合させていくかの話を。

前提として、うちのMac環境は、Mac OS X Server v10.4(Tiger Server)が立ち上がっていて、ユーザ環境はそこで管理されてます。で、モバイルアカウント(こちらのブログに詳しく書かれています)という機能を使い、ユーザフォルダは各々のマシンにあるんだけど、1時間おきにサーバと同期を取ることで、複数台のMacで常に同じ環境、同じファイルが保たれています。つまり、MacBookを持って外で作業して、自宅に戻ってきたら同期が始まり、外で作ったファイルがデスクトップにも自動で反映される...というわけです。正直、これがないと2台のMacを使う気になれない。

加えて、MacBook Airが80GBしか容量ないので、Mac OSに圧迫されるサイズをできるだけ減らしておきたい。他言語ファイルもいらないし、プリンタドライバもいらない。そんなわけで、出荷時にインストールされている状態はまるっきり捨てて、OS再インストールから作業が始まります。

  • OS再インストールには、リモートディスクという新技術を使います。他のMac/PCのドライブにDVDを突っ込んで「リモートインストール Mac OS X」というアプリを起動。MacBook AirでOptionキーを押しながら再起動すると、ネットワーク越しにDVDがマウントされるという他人のフンドシ方式。
  • このリモートインストール/リモートディスクや、ネットワーク越しの移行アシスタントは、すごくよくできた機能だけど、とにかく時間がかかる。そんなわけで、DVDやFireWireを使って完了する時間の3倍はかかると見ておいたほうがよし。
  • アプリだけはPowerBook G4から移行しようと、ネットワーク越しで移行アシスタントするものの、なぜか途中で失敗の連続。結局、フォルダ共有してコピーしました。
  • ディスク容量を稼ぐために、テンプレートファイルがやたら大きいiWeb、iDVD(Airにはいらんだろ)には消えてもらい、GarageBandはかろうじて残す。加えてiWork '08、Office 2004,Adobe Creative Suites 3、Parallels Desktopをインストール。現時点では41GBを使ってて32GBの空き。これならSSDモデルでも良かったかも...?
  • これは余談。うちのTiger Serverの設定がどうもきちんとしてなく、オープンディレクトリ関連で前から不具合が出てた。それが災いしてMacBook Airでモバイルアカウントの作成ができない! 2日間くらいあーだこうだとサーバ設定をいじる。結局はDNSの設定と、LDAPにユーザ環境を記録させる方法を変更して無事解決。でも理論的に解決したわけではないので、もう一回同じ設定をやれって言われたら無理です。困ったもんです。

...とここまでがセットアップ。さて、では実際に表に持ち出して使ってみましょう。

  • 今まで12インチを使ってたため、ケースがMacBook Airに合わない。急場をしのぐため、A4の茶封筒に入れてみたところ、スッポリきっちり入りましたよ。A4封筒の大きさと厚さを前提に開発したんじゃないかってくらいスッポリ。A4封筒に収まるMacBook Air
  • 人に見せるときも「今日は資料を持ってきました」なんて言いながら茶封筒を出し、そこからあらよっとAirを取り出す幼稚なパフォーマンスで、周りもバカウケ。「紙の封筒に入れてたら、その上に座っちゃいそうだ」と言われ、慌ててケースを買いに行く。
  • 当たり前の話だけど、Wi-Fiがないとホントにツライ。昨年の「生活をiPhone化計画」に伴い、いくつかの公衆無線サービスに加入しておいたから、都内の喫茶店やカフェ、ファーストフード、FONアクセスポイントなどなどで無線が使えるようにしておいて良かった。
  • でもWi-Fi以外の通信手段も必要なので、ウィルコムを解約してイーモバイルと契約。1,980円の最低金額プランにしたけど、月の下り容量が11MBを超えると5,450円に跳ね上がる。11MBなんて瞬殺ですよ。3月末までタダで使えるから、普通に使ってみて、そこで判断しよう。
  • とりあえず今のところは、出先でCD/DVDドライブが必要になることも、FireWireが必要になることもなし。問題なし。
  • バッテリについて。無線をガンガン使って5時間はウソですね。ディスプレイの輝度を下げても4時間弱。無線を使わず4.5時間ってところでしょうか。でも電源アダプタが小さくて軽くなったから、常時持ち歩きも苦じゃないのが嬉しい。
  • でもアダプタが小さくて軽くなったから、バッテリの充電時間も長いです。PowerBookなら90分もあれば満タンになったものが、こいつは3〜4時間くらいかかる感じ。まあ、使い勝手に支障はなし。
  • 外で使っていても、PowerBook G4よりも全然快適。とにかくスピードが違う。1.8インチHDDだと忘れるくらいPhotoshopやFlashもサクサク。(12インチよりも)画面が広いから、まあまあ無理なく作業できる。
  • ファンがとにかく回らない。回るときはHDDをフル回転させているときくらい。SSDならまったくファンが回らないんじゃないだろうか。本体が熱くならないのもグッド。
  • マルチタッチ式のトラックパッドは秀逸! 写真を回転させるような場面はまだないけど、三本指で左右に動かすことで、Safariの「戻る」「進む」ができるのとか、便利すぎ。意外と指に負担がかかりそうなトラックパッドボタンのクリックがほとんど必要なくなったのも嬉しい限り。

...とまあ、使って一週間の感想はこんな感じです。27万円は高い買い物だったけど、カバンに入れて持ち歩く際に、肩に重さを感じないのは本当にラクチン。それでいて使い心地も快適だし、今までのノートブックと比較して、あの名機、初代PowerBook G4以来の満足感なのだから、良い買い物をしたということでしょう。これで確定申告の還付金が戻ってくれば、精神的にもかなりラクチン...。

Googleさんは、この記事をこう解釈しました

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